
Polyarc
- Polyarcは全ての有機化合物をメタン分子に変換するため、検出感度は炭素濃度に対して等感度で検出可能です。 - 複数の化合物を定量する際、検量線作成の作業を減らせます。 - Polyarcはマイクロリアクターであるためシャープなピークが得られ、多成分サンプルの分析も可能です。
水素炎イオン化検出器(FID)は、ほぼ全ての有機化合物を検出でき、得られるクロマトグラムの感度は濃度や化合物が持つ炭素原子の数に相関します。しかし、FIDの欠点として、有機化合物がアルコール類など酸素原子を持つ場合に感度が低くなることが挙げられます。 Polyarcは、アルコール類など酸素原子を持つ化合物(以降、含酸素化合物)の感度を向上させ、単一化合物での校正を可能とします。 近年、バイオ燃料などの研究や使用が促進されており、多成分中の含酸素化合物を感度よく定量することが求められています。 本アプリケーションでは、Polyarcを追加することによる含酸素化合物の高感度化について、ガソリンサンプルに体積濃度で10%のエタノールを添加したサンプル(E10ガソリン)の分析例を紹介します。また、定量の正確性についても、一般的な標準試料(アルカン)を用いて確認しました。
2025.08.28
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