
i-Series
- ジュースに含まれる糖類を一斉分析できます。 - 移動相は水のみで分析できるため、移動相を調製する手間がかかりません。 - 一体型HPLCシステムは、フットプリントを変更せずに示差屈折率検出器を設置できます。
糖類は食品の甘味の主成分であり、重要なエネルギー源です。一方で糖を摂取しすぎると、肥満等の生活習慣病や虫歯のリスクが上昇することが報告されています。食品中の糖の量を知ることは品質管理や栄養管理の面で重要な役割を果たします。糖類は紫外吸収がほとんどないため、示差屈折率検出器や蒸発光散乱検出器、質量分析計などを用いて検出します。一体型HPLCシステムは、これらの検出器を接続して分析することができます。カラムオーブンは最高で90℃まで温調可能なので、サイズ排除モード-配位子交換モードカラムで使用する80℃前後の高温のカラムオーブン条件にも対応しています。本稿では、一体型HPLCシステムと示差屈折率検出器を用いたジュース中の糖類分析をご紹介します。
2025.09.01
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。