一体型HPLCシステムによる LC分離条件検討の効率化

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ユーザーベネフィット

- グラジエント条件やカラムオーブン温度などの各種LCパラメータを変動させた際の網羅的な分析スケジュールを自動で 作成できます。 - LabSolutionsTM MDの評価値を活用することで、膨大なデータの中から最適な分離条件を素早く探索できます。

はじめに

メソッド開発における分離条件検討には多くの時間を要します。例えば、網羅的な条件で分析を実施するためには、分析スケジュールの作成に手間がかかります。また、得られたデータに対して、どの条件で目的の分離が得られているかを評価する際には、検討した条件全てのクロマトグラムが対象となるため、解析作業には多大な労力を要します。本稿では、一体型LCシステムi-Series(図1)とメソッド開発を支援するソフトウェアLabSolutions MDを組み合わせ、分離条件検討作業を、誰でも「簡単に、素早く」実施する方法をご紹介します。具体的には、低分子化合物の混合品(9種)を分離条件検討対象のモデルサンプルとし、グラジエント条件、カラムオーブン温度といった各種パラメーターを網羅的に変動させた際の分析スケジュールを自動生成しました。また、得られた膨大なデータに対して、LabSolutions MDの評価値を適用し、最適な分離条件を素早く探索しました。

2025.09.01

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