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ユーザーベネフィット

- 複数のカラムと流路切替バルブを効果的に使用し、ASTM D4815に則ってガソリン中の含酸素成分を測定できます。 - バルブボックスVB-30-Sによって、新たにBrevis GC-2050へバルブの組み込みが可能となり、複雑な分析を省スペースで実施できます。 - VB-30-Sはバルブ保温機構を有しており、高沸点成分まで再現性良く測定できます。

はじめに

ガソリンには燃焼効率を高めるために含酸素成分が添加されています。含酸素成分は、バイオ燃料に含まれており、ガソリンに添加することで、バイオ燃料を有効活用できるというメリットもあります。車のエンジンで燃焼することによって、含酸素成分を含むガソリンの大部分は二酸化炭素になりますが、一部の未燃焼ガソリンが大気に排出されるといわれています。大気中に放出される含酸素成分を削減するためにもガソリン中の含酸素成分の測定は重要です。 ASTM D4815は、ガスクロマトグラフを使用してガソリン中の含酸素成分を測定する試験法の一つです。複数のカラムを使用し、流路を適切に選択することで様々な成分を含むガソリンのうち、含酸素成分のみに着目した測定が可能です。ここではASTM D4815に準じた、ガソリン中の含酸素成分の分析例についてご紹介いたします。

2025.04.15

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