
CGT-7100
- 可搬型ガス分析計であり柔軟に設置場所を選択できるため、水田付近に設置し発生するCH4 、CO2 を連続測定できます。 - ポンプやフィルタ、除湿器などの試料前処理機を内蔵しているため、CGT-7100だけで測定できます。 - 取得したデータをUSBメモリに保存し、パソコンでの編集や他部門との共有が容易にできます。
温室効果ガスの一種であるCH4は、CO2と比較し約28倍の温室効果を持つとされています。CH4の発生源の一つとして挙げられるのが水田です。土壌中に生息する微生物が 生成したCH4は、大気中に排出されます。水田から排出されるCH4は農林水産分野における温室効果ガス排出の一因として一定割合を占め、CH4排出量低減に向け水田の水・土壌管理や肥料の改良への取り組みが進められています。 稲などの植物のガス交換によるガス濃度の変化を測定するための手法としてクローズドチャンバ法があります。本稿では、水田土壌面に設置した専用のチャンバ内で生じたCH4、CO2の濃度を、ポータブルガス濃度測定装置CGT-7100で測定した事例をご紹介します。
2025.03.18
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