Nexera Prep
Nexera ASAPrepによる分取精製業務の効率化支援
ユーザーベネフィット
-独自のスケールアップアルゴリズムに基づく最適分取条件の自動生成機能により、分取精製作業を効率化します。 -直感的なUI設計とシステムの自動コンディショニングにより、作業者の経験によらず簡単に分取精製を実行可能です。 -サンプルの分取難易度を自動判定する機能により、作業者の経験に合わせた分取精製作業の割り振りを支援します。
はじめに
化合物の合成時には、通常、主成分だけでなく不純物も生成されるため、後工程の精度向上の観点から精製作業が必要となります。精製作業には、分取精製液体クロマトグラフ(分取LC)も多用されますが、この作業にはノウハウや多大な工数が必要とされるため、効率化が求められています。 逆相精製自動スケールアップシステムNexera ASAPrep (Automated Scale-up from Analytical to Preparative)は、サンプルの分取難易度の自動判定機能や最適分取条件の自動生成機能を搭載しています。更に、直感的なUI設計と移動相切り替え時のシステムの自動コンディショニングにより、作業者の経験によらず誰でも容易に分取精製を実施できます。これらの特徴を通じて、本システムは分取難易度に応じた分取精製作業の振り分けを支援できるため、分取精製業務を効率化します。 本稿では、主成分と複数種類の副成分を含む3種類の混合試料をモデルサンプルとし、Nexera ASAPrepによる分取精製作業のワークフローを用いた実施例をご紹介します。
2024.12.10
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一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。