食品顆粒の粒子径分布測定 -造粒粉を壊さずに測定する方法-

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ユーザーベネフィット

- SALD-2300では乾式測定ユニットを用いることで、粉末試料を前処理なしで簡単に測定できます。 - ストレートノズルを使用することで、壊れやすい粒子を破壊せずに測定できます。

はじめに

顆粒とは、一般に粉末状態の物質を粒状に造粒処理したものを指し、医薬品や食品など多岐にわたる産業分野で利用されています。この造粒処理により顆粒は飛散の抑制や付着性の低減、溶解性の制御などの優れた特性を有します。これらの特性を得るためには、顆粒の粒子径を制御することが重要です。つまり、顆粒状態のまま粒子径分布を測定し、評価する必要があります。 本報では、レーザ回折式粒子径分布測定装置SALD-2300により2種の食品顆粒を湿式および乾式で測定した事例をご紹介します。

2023.09.05

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