LCMS-2050
ダイレクトインフュージョン質量分析による有機EL材料の合成確認
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ユーザーベネフィット
- ダイレクトインフュージョン法でサンプルをシングル四重極質量分析計に注入し分析することで、主成分の合成確認を簡便に行えます。 - インソースCIDにより、分子量情報だけでなく化合物の簡易的な構造推定を行うことができます。
はじめに
化学合成において、質量分析計による分子量確認は、合成の成否を見極めるために用いられる一般的な手法の一つです。合成確認のように測定対象の組成が予め推定できている場合は、精密質量の測定は必ずしも必要ではありません。アプリケーションニュースNo.01-00266-JPでは、高速液体クロマトグラフ(HPLC)とシングル四重極質量分析計により、有機EL材料の合成確認と含有される不純物の分子量を推定した例をご紹介しました。 本アプリケーションニュースでは、主成分の合成確認をより簡便にするために、ダイレクトインフュージョン法によるサンプル注入とシングル四重極LC-MSを組み合わせた分子量確認の事例をご紹介します。
2023.10.24
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