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赤外ラマン顕微鏡AIRsightを用いた輸送機分野向け金属機械加工品表面上のシミ様付着物分析
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ユーザーベネフィット
- AIRsightを用いることで、測定対象物を移動させることなく赤外・ラマン両手法を素早く切り替えて測定できます。 - 最大40 mm厚の部品でも破壊することなく直接測定できます。 - ラマン分光測定は、測定領域が数μmオーダーのため、微小部分の測定に加え、凹凸部の測定が可能です。
はじめに
金属機械加工品の製造工程では、工作機械の防錆油や洗浄液等が金属部品に残留し、シミ様の付着物となる可能性があります。そして、このようなシミは潤滑油と反応したり、めっきの密着不良につながるなど、様々なトラブルの原因となります。 本稿では、赤外ラマン顕微鏡AIRsightを用いて、輸送機分野向けの金属機械加工品表面上に発見されたシミ様付着物を測定した事例をご紹介します。
2023.06.20