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ユーザーベネフィット

- EDXRFは、WDXRFより設置面積が小さく、冷却水等の付帯設備も不要です。 - 試料形状の制限が少なく、簡便に分析ができます。 - JIS G1256で規定される併行分析標準偏差許容値を満たした、精度の高い分析ができます。

はじめに

金属の製造工程における蛍光X線分析には、高精度な波長分散型(以下WDXRF)が主に使用されています。一方で、原料の合金鉄やスラグの成分分析、製品の品種判別ではエネルギー分散型(以下EDXRF)も使用されています。EDXRFはWDXRFに比べ、設置や試料の扱いが容易であることからオンサイトや炉前での使用が可能です。 本稿では、エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDX-7200を用いた、検量線法による鉄鋼試料の定量分析、および繰り返し再現性試験による定量精度評価についてご紹介します。

2023.05.23

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