リチウムイオン電池用負極材料の粉体物性評価-粒子径分布・粒子形状-

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ユーザーベネフィット

- 目的とする電池性能の実現や、品質に寄与する電池材料の粉体物性(粒子径分布・粒子形状)を簡便に評価できます。 - SALD-2300では粒子径分布を短時間で把握できます。 - iSpect DIA-10では粒子径分布に加えて粒子形状測定が可能で、粒子画像も有用な情報として活用できます。

はじめに

リチウムイオン電池(LiB)は正極と負極をリチウムイオンが移動することで充電・放電を行う二次電池です。近年、スマートフォンや自動車などで幅広く使用されており、高容量化、長寿命化、低コスト化、安全性向上に向けた研究が盛んに行われています。電池の主な材料は、正極、負極、セパレーター、電解液に分けられます。構成材料の中には粉体物性(粒子径、粒子形状、密度、比表面積、細孔分布など)が電池性能に寄与するものもあるため、各物性値の最適化が図られています。 本報では、レーザ回折式粒子径分布測定装置およびダイナミック粒子画像解析システムによる負極材料の評価事例をご紹介します。本報とは別に、比表面積や粒子密度の評価も行いました。分析条件や結果の詳細はアプリケーションニュース「リチウムイオン電池用負極材料の粉体物性評価 -比表面積・粒子密度-」をご確認ください。

2023.03.22

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