EPAMethod 300.1に準拠した水道水中の無機陰イオンの分析

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ユーザーベネフィット

- サプレッサイオンクロマトグラフ HIC-ESP を用いて、EPA Method 300.1に準拠した分析が可能です。 - 測定対象の10種の陰イオンを約22分で分析することができます。 - ICDSTM-40Aは検出器からの廃液を再生液に再利用するため、環境に配慮した分析ができます。

はじめに

多くの国では、環境水及び飲料水に対して基準値が設けられています。米国においては、Environmental ProtectionAgency(EPA、アメリカ合衆国環境保護庁)がMethods300.11) (以下 EPA Method フによる水中の無機陰イオンの分析法を規定しています。 サプレッサイオンクロマトグラフは、溶離液中のナトリウムイオンを検出前に水素イオン置換することで、感度の向上を図ります。電気透析式サプレッサーを搭載した陰イオン分析用イオンクロマトグラフHIC-ESPの流路図を示します。 本稿では、HIC-ESPを用いたEPA Method 300.1に準拠した10種の無機陰イオンの分析例をご紹介します。

2023.03.22

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