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はじめに

⽇本茶の「⾊合い」や「味わい」は、お茶の葉の銘柄や⼊れ⽅などによって変化し、⼈々の嗜好も多種多様です。競争の激しいペットボトルのお茶は、消費者の嗜好に対応しつつ、他社と差別化を図り、さらに安定した品質を維持しなければなりません。このため「⾊合い」や「味わい」の微妙な差を⽣じる要因を客観的かつ定量的に評価できる⼿法が求められています。 お茶に含まれる微量の粒⼦成分の⼤きさや分布により、お茶の「⾊合い」や「⾆触り」、「のど越し」、「⻭ざわり」などの「味わい」が微妙に変化します。ところが、従来装置では感度が不⾜で、お茶の「⾊合い」、「味わい」に影響を与える微量の粒⼦成分を定量的に評価し管理することは困難でした。SALD-2300は、従来品に⽐べて10倍⾼感度であるため、0.1ppmという低濃度での測定が可能になり、ペットボトルの「お茶の葉粒⼦」評価を客観的かつ定量的に⾏うことができるようになりました。また、散乱光の光強度分布データを⽤いた粒⼦濃度の評価も可能です。

2012.05.08

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