
SolidSpec-3700i/3700i DUV
太陽電池は,光エネルギーを電気エネルギーに変換する装置として現在盛んに研究されています。変換効率を上げるために様々な工夫がなされていますが,太陽光をより多く取り込む目的で反射防止膜が用いられているのもその工夫の一つです。反射防止膜は太陽電池表面に入射する光の反射を抑え,光エネルギーの損失を防ぐ役割を持ちます。そのため反射防止膜の反射率を測定することは膜の性能を評価する上で有効なものとなります。今回,紫外可視近赤外分光光度計SolidSpec-3700を用いて太陽電池用反射防止膜の絶対反射率を測定しましたのでご紹介します。
2009.07.01
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