食用色素やアミノ酸類の微量測定 ‒TrayCellやNano Stickの活用‒

ダウンロード

はじめに

多くの分野で物質の定量や定性を目的として紫外可視分光光度計が利用されています。その中で、食品/環境分野では測定後の廃液量を削減したいとの要望などがあり、より微量での測定が求められています。また、医薬/化学/ライフサイエンス分野では測定に十分な試料量が採取できない場合などがあり、こちらもより微量での測定が求められています。従来のセルの形状では、光路長を維持して容量を減らすにはセルの幅や高さ方向を変化させることで、数十μL での測定を可能にしてきました。 今回は試料の量が数μL でも測定できる 2 種類のセル(TrayCellTM(Hellma Analytics 社製)と Nano Stick(SINCO社製))を用いて、紫外可視分光光度計 UV-1900 で食用色素とアミノ酸類の微量測定を行いましたのでご紹介します。

2018.04.19

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。