
食品・飲料
食品への異物混入,もしくは食品容器や包装材の汚れなどは消費者に強い不安を与えます。結果として商品や製造,販売元などに対する信頼性が大きく揺らぐことになりますので,その対応はたいへん重要です。不良発生原因を解明して再発防止に取り組むためには,発見された異物や汚れの同定が不可欠です。アプリケーションニュースA414では,実際に食品中から見つかった異物をFTIRによって分析した事例をご紹介しました。今回は,プラスチック製食品トレーの表面に見つかった外観不良(白濁)について,FTIRとラマンにより分析した事例をご紹介いたします。
2011.04.26