
UV-1280
環境分野では,工業排水や河川水中に含まれる特定物質の量に対して規制や監視が行われています。河川水ではりんや窒素類の濃度が増加すると,藻類や植物プランクトンの異常発生が起こることがあります。我が国の水道水は,河川水などを水源として,浄水処理により飲料水としています。水道水には水質基準項目(51 項目)や水質管理目標設定項目(26 項目)などがあります。その中には残留塩素や硬度など,比較的関心が高い項目も定められています。 今回開発した紫外可視分光光度計 UV-1280 用水質測定プログラムでは,りん酸や残留塩素を含めた 22 種 39 項目を,主に共立理化学研究所のパックテストシリーズを用いることで簡単に測定できます。UV-1280 用水質測定プログラムを使用して,河川水中のりん酸態りんの日々の変化と水道水中の残留塩素/鉄/全硬度の測定を行いましたのでご紹介します。
2016.06.02
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