EPMA-8050G
粒界拡散法によるネオジム焼結磁石の分析
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はじめに
ネオジム磁石は、最強の磁性特性を有する希土類磁石で、1982年に発明され、携帯電話のスピーカーやノートパソコンのハードディスクドライブだけでなく、ハイブリッド自動車や電気自動車、冷蔵庫やエアコンなど白物家電の電化製品のモーターに幅広く利用されています。近年、ネオジム磁石は、省エネルギー化を目的とした電子機器の小型・軽量化の要求に伴い、急速に発展し需要が増大して、医療用MRIなどへも応用されています。そのため、ネオジム磁石の耐熱化、高保磁力化など高度な技術が求められ、研究開発が進んでいます。 今回、電子線マイクロアナライザEPMATM(EPMA-8050G)を使用して、粒界拡散ネオジム焼結磁石の分析例を紹介します。
2020.01.26
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