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はじめに

私達の身近にある機械部品(歯車,軸受け,ネジなど)には,耐摩耗性と強靱性のある鋼が要望されるため,表面は硬化され,内部は強靱性を保つ表面硬化処理が行われています。表面加熱後の焼入硬化処理である鋼の表面硬化処理には,浸炭焼入れ・窒化などのような表面成分の変成硬化と,高周波焼入れや炎焼入れなどの表面のみの焼入れによる硬化などがあります。今回は,EPMA-8050G(FE-EPMA)による浸炭窒化処理鋼(SCM)とガス浸炭鋼(歯車)の分析例をご紹介します。

2015.03.17

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