
SPM-Nanoa
- 原材料や製造方法が異なるナノファイバーの繊維形状をマイクロメートルオーダーからナノメートルオーダーまで幅広く観察できます。 - ナノファイバー1本の極微細構造も明瞭に観察できます。 - 個々のナノファイバーの繊維径を計測できます。
セルロースナノファイバー(CNF)に代表されるナノファイバーは、直径数nm~100 nmの繊維状物質です。樹脂材料などと組み合わせた複合材料として、自動車部材、電子材料、包装材料の分野への応用が期待されています。ナノファイバーの形状やサイズは、複合材料の機械的強度を左右する因子となるため、これを把握し、コントロールすることが、用途に適した複合材料の開発・製造につながります。ナノファイバーの形状やサイズは、原材料や製造方法によって異なり、製造過程ではマイクロメートルオーダーのサイズとなることも珍しくありません。3D測定レーザー顕微鏡 ( LSM ) と走査型プローブ顕微鏡 [ SPM(AFM)]を併用することで製造過程品(マイクロメートルオーダー)から完成品(ナノメートルオーダー)まで、形状やサイズを確認できます。 本報では、LSMとSPMで原材料や製造方法の異なる様々なナノファイバーの形状やサイズを捉えた事例を紹介します。
2021.10.31
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