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はじめに

SPMによる液中観察で油滴を捉えました。油滴は水中で水とのバランスで丸い形状をしていますが、カンチレバーの力を強弱すると油滴の大きさが異なって観察されました。 図1は、カンチレバーを約10nNの力で押し付けて観察していますが、図2では40nNに強めた結果、直径・高さ共小さく変形しました。油滴の量は変わりませんから、カンチレバーの押し付けにより、油滴が押しやられて変形したと考えられます。一般に、油滴の形態観察は困難ですが、SPMによる純水中観察で可能となりました。

2021.03.28

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