
食品・飲料
各種市販食品の容器は,「環境負荷の低減」と「安全性の確保・強化」の両立をはかりつつ,より使いやく,また優れたデザイン性を追求し開発がなされています。 そのような中で,容器のシール部は技術的に最も重視される部分の一つで,気密性が確実に確保されていることの保証は,安全面や品質確保の観点では極めて重要です。 X線CTシステムは,非破壊で内部構造を観察できるため,シール部の状態観察には有効な手段として注目されていますが,今回,その例としていくつかの容器シール部について観察を行った事例を紹介します。
2010.01.11