DTG-60/60Hシリーズ
DTG とPy-GC/MS を用いたCFRP の発生ガス分析
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はじめに
炭素繊維複合材料(炭素繊維強化プラスチック:CFRP)に使用される樹脂としてはエポキシ樹脂が一般的ですが,耐熱性に限界があるため,高耐熱性を有するポリイミド樹脂を用いた CFRP が開発されています。今回,熱硬化性ポリイミドをマトリックスとし,炭素繊維に含浸させてシート状にした複合材料の中間素材であるプリプレグを測定対象としました。ここで用いた DTG と Py-GC/MS の組み合わせにより,加熱した時に起こる質量変化の定量と発生ガスの定性を行うことが出来,分解反応を詳細に解析することが可能となります。
2021.07.31
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