DSC-60 Plusシリーズ
熱分析装置を用いた紫外線劣化高分子材料の測定
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ユーザーベネフィット
- 代表的な高分子材料であるポリプロピレン・ポリエチレンの紫外線劣化による変化を測定しました。熱分析では、融解や分解温度等の熱物性の変化として評価することが可能です。 - 紫外線照射による劣化部位は試料極表面層ですが、極表面のみのサンプリングをしなくても違いを確認できます。
はじめに
一般に樹脂・高分子材料は熱や紫外線などによって劣化することが知られています。特に屋外で使用される樹脂製品には、紫外線に対する耐性が求められます。 今回は、代表的な高分子材料であるポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)の紫外線照射(UV照射)による影響について 、熱分析装置である示差走査熱量計(DSC)と示差熱・熱重量同時測定装置(DTG)、およびフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で測定したデータをご紹介します。
2024.03.13
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