
OLS5100
単結晶シリコンあるいは多結晶シリコンを主原料とする結晶シリコン太陽電池は,約 20%前後の変換効率を実現し,太陽電池市場の 80%以上を占めると言われています。 単結晶タイプは変換効率は良いもののコストが高く,一方,多結晶タイプはコストと性能のバランスが良いため,現在最も生産量が多い太陽電池となっています。 200μm程度に薄くスライスしたp型Si基板に,光閉じ込め効果のための表面テクスチャーを形成しその上から P をドープしてn型 Si 層を形成します。その上にプラズマ CVD 法により反射防止膜を成膜し,表面 Ag 電極,裏面電極を印刷・焼結成型してセルを作製します。 ここでは,Si 表面テクスチャー観察,表面 Ag 電極の 3 次元計測・焼結過程観察,また多結晶 Si ウェハの反射率測定および結晶 Si 材料中の軽元素分析,さらには Si ウェハの曲げ試験についての分析評価結果をご紹介します。
2016.07.11
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