
HITS-X シリーズ
近年は,非常に幅広い分野で多様な合成樹脂が使用されています。 その中でもポリプロピレンは 1962 年に生産が開始されて以来,耐熱性・耐薬品性・絶縁性などの優れた特長から多くの種類が開発され,現在の国内需要は年間 250 万トンを超えています。 その利用範囲はバンパーなどの自動車分野,電気製品,日用品,包装材など多岐にわたっています。 このように用途が広がるにつれて,材料に求められる特性もいろいろな側面から見ることが必要となってきており,例えば引張強度についても負荷速度によってどのような差があるのかに関心が持たれることがあります。 今回の事例では,代表的なポリプロピレン材料を対象に,低速(静的)・高速(衝撃)の異なる速度で引張試験を行い,その結果を比較しました。
2007.04.22
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