ダウンロード

はじめに

微細藻類は食料と競合することなく油脂を生産し、他のバイオマス燃料よりも、単位時間・単位面積あたりの生産性が高く、さらに耕作可能地の選択肢が多いという優れた特長を持っています。微細藻類は培養条件により挙動の異なる成長を遂げますが、その含有有機炭素量や無機炭素量の変動を把握することが必要とされ、この炭素成分を測定する際に、全有機体炭素計(TOC)が活用できます。また、固体試料燃焼装置を使用すれば湿潤態の微細藻類を直接測定でき、熱重量測定(TG)と併用することで乾燥態の微細藻類中の炭素量を簡単に評価できます。今回は、3 種類の微細藻類を測定した例を紹介します。

2019.03.21

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。