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ユーザーベネフィット

- 製薬用水の有機不純物管理は、島津TOC計により迅速かつ容易に行うことができます。 - TOC濃度が数十µgC/Lの製薬用水の測定は、燃焼酸化式TOC-L、湿式酸化式TOC-Vのいずれでも高精度で測定可能です。

はじめに

医薬品の製造工程で使用される製薬用水は、不純物が少なく安全性の高い水が要求されますが、その有機不純物管理には全有機体炭素(TOC)が用いられます。使用用途に応じて各国の薬局方で管理基準が規定されており、例えば日本薬局方(JP)では精製水と注射用水(バルク)のTOCが0.500 mg/L以下であることが定められています。このように高感度・高精度な測定が求められる場合も、島津全有機体炭素計で有機不純物の管理を迅速かつ容易に行うことができます。 アプリケーションニュース No.O81ではTOC-1000eによる超純水のオンライン測定についてご紹介しています。今回は、ラボでのバッチ測定が可能な燃焼酸化式TOC-Lおよび湿式酸化式TOC-Vによる製薬用水測定の例をご紹介します。

2021.02.24

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