燃焼酸化式TOC-LCPHによるドデシルベンゼン スルホン酸ナトリウムの検出試験データ

はじめに

日本薬局方（JP）の一般試験法に収載されている有機体炭素試験法では， 使用するTOC計の装置条件について，有機体炭素を0.050 mg/L以下まで測定可能であること，分解部はドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム溶液（0.806 mg/L）を炭素として0.450 mg/L以上検出できることが必要とされています。今回は， 島津燃焼酸化式TOCLCPHによるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム溶液の検出試験を実施した例， およびTOC0.050 mg/L以下の試料を測定した例についてご紹介します。

2012.01.05