Co-Sense for BA LC-MSシステムを用いた薬物の分析（2）

はじめに

Co-Sense for BAは，オンラインで除タンパクを行うことができる自動前処理カラムスイッチングHPLCシステムです。前処理カラムとして用いられるShim-pack MAYIシリーズはシリカゲルを基材とした制限浸透型カラムであり，外表面は親水性ポリマーでコーティングしてあります。内表面は逆相モード用，陽イオン交換モード用あるいは陰イオン交換モード用に化学修飾されており，測定対象成分によって選択することが可能です。Shim-packMAYI-ODS（G）を用いた逆相モードによる分析例はアプリケーションニュースNo.C24でご紹介しましたが，ここでは陽イオン交換モード用Shim-pack MAYI-SCX（G）を用いた塩基性薬物のLC-MS分析例をご紹介いたします。吸光度検出器を用いたShim-pack MAYI-SCX（G）の応用例はアプリケーションニュースNo.L327をご覧ください。

2006.04.07