環境
ラン藻産生有毒ペプチド・ミクロシスチン類のLC-MS分析
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はじめに
エレクトロスプレーイオン化法(ESI)はソフトなイオン化であるため、主に分子イオン種のみが観察されるシンプルなマススペクトルを与えます。クロマトグラフィーを行っている際“この副成分は何だろう?”と疑問が起きたら、頼りになるのはやはりMS検出です。 ここでは、シングル四重極の質量分析計でフラグメントイオン情報を得るためのテクニック・衝突誘起解離(CID)を用いたエリスロマイシン中に含まれるマイナー成分の同定について紹介します。
2000.10.22