LCMS-2020を用いた両イオン交換性カラムによる水溶性ビタミンの分析

ダウンロード

はじめに

保健機能食品は「特定保健用食品」と「栄養機能食品」に分類されますが,この内,栄養機能食品はビタミン12成分,ミネラル2成分について,1日の摂取目安量と上・下限値が定められています。 栄養機能食品における特定栄養成分の内,水溶性ビタミンは極性が高い化合物であることから,逆相モードでは保持が非常に弱く,LC/MSで分析を行う際にはイオンペア試薬を用いなければならず,感度の低下をもたらしていました。 ここでは,両イオン交換型マルチモードODSカラムであるImtakt社Scherzo SM-C18とLCMS-2020を用いることによって,ギ酸/ギ酸アンモニウムバッファーとアセトニトリルのグラジエントという通常の逆相条件で水溶性ビタミン8成分を一斉分析した例をご紹介します。

2010.02.02

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。

関連分野