LCMS-8050
Nexera UC 超臨界流体クロマトグラフを用いた脂溶性ビタミン類の分析
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はじめに
ビタミンは生体の機能を正常に維持するために必須の微量栄養素ですが、十分に体内で合成されないため食物より摂取する必要があります。体内でビタミンが欠乏することにより疾病や成長障害などの欠乏症状が現れます。ビタミン A は夜盲症・皮膚の異常、ビタミン D はくる病・骨軟化症、ビタミン E は貧血・血行障害、ビタミン K は出血・骨粗しょう症等と関係があります。したがって、食品やサプリメント中の脂溶性ビタミン類を精度よく分析することは非常に重要です。脂溶性ビタミン類はその化学構造と生理作用からビタミン A、ビタミン D、ビタミン E、ビタミン K に大別されます。異性体も多いため脂溶性ビタミン分析では、良好な分離が求められます。 ここでは分離に超臨界流体クロマトグラフ(SFC)を、検出にトリプル四重極型質量分析計を用いた脂溶性ビタミン類の一斉分析例をご紹介します。
2019.03.05
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