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はじめに

試料の前処理は作業に時間を要するだけでなく人為的なミスを誘発する可能性があります。このような前処理が必要な分析においては,そのスループットの向上と再現性を維持するために自動化が有効です。さらに多数の検体をスクリーニングする場合には終夜分析を行うこともあり,自動化は不可欠です。 Nexera システムのオートサンプラー SIL-30AC にはキャリーオーバーを極力減らすための強力なリンス機構の他に,標準で前処理機能を搭載しているため,無人で大量の試料を次々と分析することが可能です。ここでは前処理機能を用いた内部標準法の自動化とその測定結果について,DBS(DriedBlood Spot)に含まれるアミノ酸・アシルカルニチンの一斉分析を例にとってご紹介します。

2015.11.08

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