全自動前処理LC-MS/MS システムを用いた血漿中のミコフェノール酸および代謝物の分析

ダウンロード

はじめに

LC-MS/MS による生体試料中の薬物分析では固相抽出や液-液抽出といった抽出操作を伴うケースがあり、試料濃縮や適切な溶媒による再調製といった煩雑な作業を伴います。また、これらの操作は時間を要するだけでなく、手技に由来する変動の要因になり得るといった課題もあります。 本報では、血漿中のミコフェノール酸(MPA)およびグルクロン酸抱合体(MPA-G)について、全自動 LCMS 前処理装置CLAM™-2000 および高速液体クロマトグラフ質量分析計からなる全自動前処理 LC-MS/MS システムを用いて、多検体の高感度かつ全自動分析を実現した研究成果をご紹介します。

2020.06.10

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。