DPiMS QTおよびNexera™とLCMS-9030を用いた血中薬物の定性/定量分析

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ユーザーベネフィット

- DPiMS QTによる定性スクリーニングは前処理時間約5分、測定時間約0.5分で実施できます。 - 簡便に超高速液体クロマトグラフNexeraへの切り替えが可能です。 - 一度データを取得することで、サンプルを保管することなく、後から対象化合物の拡張が可能です。

はじめに

法医学や科学捜査における薬物、毒物の分析では、検体を採取した後、短時間で成分の同定および定量結果を報告する必要があり、関連成分を漏れなく定性・定量できる簡潔なワークフローの構築が求められています。 本アプリケーションでは、 四重極飛行時間型質量分析計LCMS-9030と探針エレクトロスプレーイオン化キットDPiMS QTとの組合わせによる定性と超高速液体クロマトグラフNexera X3との組合せによる定量フローをご紹介します。一台のLCMS-9030に対して、DPiMS QTとNexeraを併用することで、薬剤の高速定性スクリーニングから定量分析を迅速に実施する事ができます。定量分析を要する検体数を削減することで、測定の効率化と分析に必要な資源の削減が可能です。

2021.08.29

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