低分子医薬品
“Prominence-i” による新世代抗うつ薬の類縁物質分析
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はじめに
1999 年以降に国内で承認された新世代抗うつ薬は,18 歳未満の患者への投与を慎重に検討する旨の警告記載をするよう,厚生労働省により製薬会社に指示されています 1)。これらの医薬品は,医薬品の性状や適性を図るために USP(米国薬局方),および,EP(欧州薬局方)で規定されています。 新一体型高速液体クロマトグラフ “Prominence-i” は他社システムと分離互換性を有します。さらに,オプションの遅れ容量互換システムキットを用いることで,弊社従来機 LC2010 と分離互換性を有します。これにより,従来機からのメソッド移管をスムーズに行うことができます。 ここでは, 新一体型高速液体クロマトグラフ“Prominence-i” を用いて,新世代抗うつ薬の類縁物質の分析例をご紹介します。
2014.08.05