高速高分離分析の応用(その6)アフラトキシン類の分析

アフラトキシン類の分析

ダウンロード

はじめに

アフラトキシンはAspergillus属菌が産生するカビ毒であり,発がん性や急性毒性が強い化合物として知られています。ピーナッツやトウモロコシなどのアフラトキシン分析法としては,「穀類,豆類,種実類及び香辛料中のアフラトキシンB1試験法」(平成14年3月26日付厚生労働省食監発第0326001号)が通知されており,この中ではトリフルオロ酢酸誘導体化蛍光検出HPLC法とエレクトロスプレーイオン化(ESI)LC-MS法が用いられています。 ここでは,超高速LCシステム“Prominence UFLC”および高速高分離用高性能カラム“Shim-pack XR-ODS”を用いたアフラトキシン類※の高速分析例をご紹介します。

2011.04.16

関連分野