Nexera™シリーズ
大豆イソフラボンの定量分析
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ユーザーベネフィット
- 大豆イソフラボン8成分を30分で測定できます。 - コンベンショナルHPLC条件のため、汎用HPLCシステムを用いて分析することが可能です。
はじめに
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構と島津製作所は、「食」の機能性成分解析を目的とした共同研究により、農産物や食品に含まれる機能性成分の簡便で迅速かつ正確な分析手法の開発を行っています。本報では、大豆中のイソフラボンの分析方法を検討し、大豆1品種について含有量を確認した結果を報告します。大豆イソフラボンは、大豆、特に大豆胚芽に多く含まれる成分です。大豆イソフラボンは通常は糖が結合した構造をしていますが、アグリコンは分子構造がヒトのエストロゲン(女性ホルモン)に似ているため、エストロゲンに似た作用を生じることが知られています。そのため、大豆イソフラボンの1日上限摂取目安量は75 mgとされています。本稿では大豆イソフラボンを測定対象としました。
2021.07.05
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