
GCMS-QP™2020 NX
- Smart Aroma DatabaseTMは香りに関連する500成分以上が登録されており、効率的に香気成分の分析・解析ができます。 - SPME Arrowによって成分を濃縮することで、高感度に分析できます。 - 緑茶の香気成分と官能評価試験の結果から、緑茶の良い香りに関係する化合物を絞り込むことができます。
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構と島津製作所は、「食」の機能性成分解析を目的とした共同研究により、農産物や食品に含まれる機能性成分や香気成分の簡便で迅速かつ正確な分析手法の開発を行っています。 農研機構との共同研究詳細は右リンク先を参照ください。消費者には機能性が高いだけではなく、美味しい食品が求められてます。そして、食品の美味しさに香りは大きく関係するため、香気成分の分析も機能性食品の研究には重要です。 今回は10種類の異なる緑茶に関して同じ条件で粉砕後に官能評価を行いました。その後、緑茶の香気成分をSPMEArrowで抽出し、GC-MSで分析しました。そして香りに関係する化合物が500成分以上登録されている Smart Aroma Databaseを使用し解析を行い、官能評価の結果と合わせてPLS回帰モデルを作成しました。またその結果から、緑茶の香りに影響する成分の考察を行いました。
2022.03.23
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。