Nexis™ GC-2030
GCMSとGC-SCD を組み合わせた食品におい分析への新たなアプローチ(2)
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はじめに
食品のにおい分析では、定性能力に優れた GCMS が使用されます。一方で、硫黄化合物は微量でもにおいに寄与するため、GCMS では感度や他成分との分離の面で、検出が困難な場合があります。本実験では、網羅的なにおい成分の定性を得意とする GCMS と硫黄化合物のみを高感度かつ選択的に検出することができる GC-SCD を組み合わせた食品のにおい分析の検討を行いました。 検討方法は、食品の中でも特ににおいの強いキムチをサンプルとして、キムチを保存していた容器を水洗いして、容器に残存するにおい成分の分析を行いました。
2020.01.26
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