GC-FID 法によるDNPH 誘導体化を用いた気相中ホルムアルデヒドの分析

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はじめに

ホルムアルデヒドは最も簡易な構造のアルデヒドであり、有害大気汚染物質としても知られています。そのため、各種前処理を用いて、微量なホルムアルデヒドを分析する手法が考案されています。 GC で最も一般的な検出器である水素炎イオン化検出器(FID)は、ホルムアルデヒドに感度を持ちませんが、DNPH誘導体化を行ったホルムアルデヒドは検出可能です。本稿では、気相中のホルムアルデヒドに対し DNPH 誘導体化を行い、GC-FID にて分析した結果をご紹介します。

2020.06.02

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