Comprehensive Chromatography

包括的2次元クロマトグラフィー

包括的2次元クロマトグラフの技術は,食品,香料,環境、化学等の分野で,多くの成分が含まれる試料中の微細な成分の違いを迅速かつ網羅的に解析するために有用な分離技術として近年ニーズが高まっています。

従来のクロマトグラフィ-

化合物群の詳細分離や,主成分の中に隠れた複数微量成分を分離したい。食品,生体や石油化学サンプルは,複雑な組成をもつものが多く,従来のクロマトグラフィーでは十分分離できないことがある。

包括的な2次元分離を達成

Comprehensive Chromatographyは,2つの異なる分離系を直交的に組み合わせて分離性能を大幅に向上させる,全く新しい分析手法です。複数の分離系を組み合わせることにより,通常の1次元LCでは分離困難な成分をも分離することが可能になるため,複雑な試料の分析に用いられます。

2次元マップ:必要な情報を一目で確認

化合物構造を反映したイメージパターンがあらわれ,多成分混合物のグループピング分析に力を発揮します。
リン脂質の各成分(左図)は,1次元目の順相系によって極性基の種類(クラス)により分離され,2次元目の逆相系によって脂肪酸の鎖長により分離されます。軽油の分析(右図)では,ベンゼン環の数や炭素数の数に対応したパターンが現れています。

クロマトグラフの最大の特長である分離検出の能力を最大限に高め,従来は困難だった構造類似化合物の高分離分析を実現する 包括的2次元クロマトグラフ e-Series ,LC(液体クロマトグラフ)をベースとしたLC×LCシステム「Nexera-e」と,GC(ガスクロマトグラフ)・GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)をベースとしたGC×GCシステム「Ultra-e」,LCで分画した試料をGCxGC-MS(/MS)分析を行うLC-GCxGC-MS/MSシステム「5D Ultra-e」をラインナップしており,専用ソフトウェア「ChromSquare(クロムスクエア)」によりデータ解析を行います。

LCxLC,LCxLCMS
(Nexera-e)

GCxGC,GCxGCMS
(Ultra-e)

LC-GCxGC-MS/MS
(5D Ultra-e)

Comprehensive Chromatographyを用いたアプリケーション

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