LC/MS/MS メソッドパッケージ 糖・糖ヌクレオチド
LabSolutions™ LCMS用
糖および糖ヌクレオチドを対象とした前処理プロトコルと分析メソッドを提供します。
糖は食品原料や動物細胞/微生物用培地の炭素源として広く用いられていますが、その生理活性は糖の種類によって大きく異なります。また、糖ヌクレオチドは生体内における活性型の糖で、糖鎖や糖脂質、ムコ多糖などの反応基質として働きます。LC/MS/MSメソッドパッケージ「糖・糖ヌクレオチド」には、25種類の糖類、9種類の糖ヌクレオチド、関連化合物および補正物質について分析条件やMSパラメータが最適化されたLC/MS/MS用の分析メソッドが含まれています。また、培地/培養上清および細胞内抽出物の前処理例を取扱説明書に記載しています。本製品を用いることにより、前処理や分析法の検討を最小限に留めつつ糖・糖ヌクレオチドの分析が可能です。
登録化合物一覧
異性体分離に最適化された分析メソッド
糖や糖ヌクレオチドには複数の異性体が存在します。これら異性体を分離して測定するためには、分析カラムの選定やタイムプログラムの最適化など、多くの条件検討を要します。本メソッドパッケージは、単糖・二糖・アミノ糖・糖アルコール・糖ヌクレオチドの各種異性体の分離について最適な分析カラム・移動相・分析条件を記載しているため、ユーザーは煩雑な条件検討を実施することなく分析を開始することができます。
標準品混合物のMRMクロマトグラム
マルチオミクス解析パッケージで解析を支援
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本メソッドパッケージには、マルチオミクス解析パッケージに対応した代謝マップが含まれます。マルチオミクス解析パッケージを合わせて用いることで、簡便に各成分の量的変化を代謝マップ上に可視化することが可能です。
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関連情報
注意事項
1. LabSolutions LCMSは、Ver 5.120以降が必要です。
2. 本メソッドパッケージは研究用です。
LabSolutionsおよびLCMSは、株式会社島津製作所またはその関係会社の日本およびその他の国における商標です。
News / Events
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トップランナーに聞く、におい分析の最前線
2024年4月18日(木) 14:30 ~ 17:00
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SHIMADZU PFAS分析ソリューションを公開
オンライン展示会「MESSE SHIMADZU」において、「SHIMADZU PFAS分析ソリューション」を公開しました。環境残留性や生体蓄積性が指摘されるPFASの分析例などをご紹介しています。
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世界初!イオン解離技術OADで何ができる?
-質量分析(LC-QTOF-MS)による構造解析の最前線-配信日:2024年3月27日(水) 14:00 ~ 14:45
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リピドミクスで疾患を理解する
血液分析例と脂質メディエーター解析ツールのご紹介配信日:2024年3月19日(火) 14:00 ~ 15:15
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Shimadzu Biopharma Webinar 2024
配信日:2023年7月25日(火) ~ 2024年2月27日(火)まで5回開催
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OAD-TOFシステムを発売
OAD-TOFシステムは、島津独自のフラグメンテーションであるOAD (Oxygen Attachment Dissociation)を実現するQ-TOFシステムです。