中国の臨床市場における質量分析技術の活用拡大

北京和合医学診断技術股份有限公司様は中国における臨床分野の受託分析最大手で,2010年に設立されました。従業員は約1,800人で14の子会社と5つの支店を持ち,また中国トップクラスのクロマトグラフィー/質量分析技術をプラットフォームとする臨床検査ラボを備えておられます。
2019年8月には,当社幹部が北京和合医学診断技術股份有限公司様を訪問し,今後の戦略的な交流と協力関係の構築に向けた議論を行ないました。今回は北京和合医学診断技術股份有限公司様にお伺いし,中国の臨床業界におけるニーズや,島津製作所との提携に期待されていることについてお話を伺いました。

今回のCustomer

北京和合医学診断技術股份有限公司
董事長
李 瑋 様

※掲載内容(所属団体,役職名等)は取材時のものです。

北京和合医学診断技術股份有限公司様 Webサイト

インタビュー

北京和合医学診断技術股份有限公司様では,​どのような用途に島津製作所の分析機器をご使用いただいていますか?

主に診断に必要な血液や尿などの生体試料の分析に使用しており,臨床医の診断のためにデータを提供しています。

数ある分析機器サプライヤーの中で,​​島津製作所の機器をご採用頂いている理由をお聞かせください。

当社の技術者の多くはトレーニングの段階から島津の装置を使用しているため,島津の装置に詳しいです。島津の分析装置は使いやすく,精度や分解能が高い上,堅牢性も優れています。また,アフターサービスの品質も高いです。

現在の中国における臨床業界の動向やニーズについて,​また,​北京和合医学診断技術股份有限公司様の強みについてお聞かせください。

中国の臨床業界では,液体クロマトグラフィー,質量分析技術を用いた臨床の診断と研究は急速に発展しています。液体クロマトグラフィーや質量分析技術プラットフォームでしか測定できなかったバイオマーカーが,次第に医者と患者に認識されるようになりました。また,従来は他の技術を使って診断ニーズを満たすことができなかったバイオマーカーの測定は,液体クロマトグラフ質量分析技術プラットフォームへの転換が始まりました。さらに,多数の新しいバイオマーカーが質量分析技術によって発見され,診療レベルが大幅に向上しました。当社は10年間の発展を経て,200台以上のLC,LCMSを有し,数多くの技術者が在籍しています。現在は2000か所余りの病院に分析・診断サービスを提供して豊富な経験を持っており,病院や医師からも信頼されています。このような優位性は,今後当社が引き続き急速に成長することを後押ししてくれると信じています。

北京和合医学診断技術股份有限公司様において今後必要となる分析技術(あるいは分析技術の進化)はどのようなものとお考えでしょうか?

質量分析計の利便性を向上させ,診断や測定に対する装置の応答速度を向上させるとともに,バイオマーカーの前処理と質量分析計とのマッチング能力とスピードを向上させ,質量分析技術を臨床診断にさらに広く応用させたいです。

島津製作所との今後の戦略的な交流や協力関係にご期待いただいていることはどういったことでしょうか?

バイオマーカーの測定における消耗品の共同開発や診断に役立つ新たなバイオマーカーの研究の協力を強化したいと考えています。

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