SHIMADZU 自動車技術セミナー2021「CNF強化プラスチック編」6月17日 開催決定!
SHIMADZU 自動車技術ウェビナーシリーズでは、最新の軽量化技術とその動向、素材とその評価方法をご紹介しています。
シリーズ4回目である今回は「特別講演」と「島津オンデマンドウェビナー3本」を連続配信!
特別講演として、京都市産業技術研究所の仙波健様より
『軽量化脱炭素化を両立するCNF樹脂複合材料の現在と未来』と題して、
CNF強化樹脂の製造プロセスである京都プロセスの詳細と現状、最近の研究開発状況から、利用している分析技術、計測技術ついてご講演いただきます。
さらに、特別講演にお申込みいただいたお客様には、
島津がお届けする期間限定オンデマンドウェビナー「CNF関連の強度評価・熱特性評価ノウハウ」 へご招待!
特別講演でご紹介いただく、分析や評価手法をより具体的にご理解いただける内容となっています。
自動車技術セミナーは、2020年8月よりスタート。毎回多くのお客様にご視聴頂いている大好評企画です。
過去配信のアーカイブは、下記リンクからアクセスください!
(アーカイブ動画ご視聴には、島津会員制サービスへの登録が必要です)
6月17日(木)開催「軽量化脱炭素化を両立するCNF樹脂複合材料の現在と未来」
◆ 日 時
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2021年6月17日(木) 14:00~15:15(講演1時間、質疑応答15分) |
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◆ 定 員 |
500名(※定員になり次第,締め切らせていただきます。)
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◆ 参加費 |
無料
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◆ お申込み | 受付は終了しました。 受付期間:~6月13日 17時 |
◆ プログラム |
軽量化脱炭素化を両立するCNF樹脂複合材料の現在と未来
自動車部材の軽量化では,比強度・比弾性率向上などに加え,製造時のCO2排出量が低い材料が求められている。CNFは植物由来,軽量であることから自動車分野への貢献が期待されている。本発表では,CNF強化樹脂の製造プロセスである京都プロセスの詳細と現状,さらに最近の研究開発状況を報告する。またCNF強化プラスチックにおいて利用している分析技術,計測技術も紹介する。
<講演者>仙波 健 様 地方行政独立法人 京都市産業技術研究所 高分子系チーム チームリーダー ・1998年 京都市工業試験場(現,京都市産業技術研究所) |
特別講演にお申込みいただきましたお客様は、下記の「CNF関連の強度評価・熱特性評価ノウハウ」3本をご視聴いただけます。視聴URLは、6月18日(木)に配信予定です。まずは、特別講演へお申込みください!
3本のオンデマンドウェビナー「CNF関連の強度評価・熱特性評価ノウハウ」
期間限定公開‼ 6月18日(木)~ 7月14日(水)
◆ 公開期間
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6月18日(木)~ 7月14日(水)
*動画視聴時間は30分程度です。期間内に何度でもご視聴可能です。 |
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◆ 視 聴 |
特別講演へお申込みいただいた方に、本オンデマンドセミナーのご視聴URLをご案内します(6月18日 ご案内予定)。
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◆ 定 員 |
500名(※定員になり次第,締め切らせていただきます。)
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◆ 参加費 |
無料
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◆ プログラム |
①CNF樹脂複合材料の曲げ試験
CNFは優れた機械特性を持ち様々な製品へ適用されています。実使用環境を考慮すると幅広い温度領域での特性を明らかにする必要があります。今回は,PA6をCNF,GFで強化した材料で曲げ試験を行い,温度特性を評価した例を紹介します。
<講演者>株式会社島津製作所 亀井 由樹
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②CNF樹脂複合材料の高速引張試験
高速引張試験機HITS-TXは材料のひずみ速度依存性の評価に適した装置になります。本セミナーでは,高速試験の必要性や試験機の動作原理を説明します。また,実際の試験例として,様々な試験速度におけるCNF樹脂複合材料の引張強さを評価し,試験後に破面観察を実施した例をご紹介します。
<講演者>株式会社島津製作所 矢野 文彬
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③CNF樹脂複合材料の熱特性評価
自動車軽量化を実現させるための材料として期待されているCNF樹脂複合材料を、熱分析を用いて測定した事例をもとに、本セミナーでは、熱安定性を含めた熱特性についての多面的な解析方法についてご紹介します。
<講演者>株式会社島津製作所 長西 敦子
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開催概要・今後の開催予定・アーカイブ動画
SHIMADZU 自動車技術セミナーは、自動車軽量化実現に有効な新技術開発の最前線で活躍される講師の皆様から、「軽量化実現に向けた技術開発の最新動向」として最新技術課題解決の取り組みについてご講演いただく、定期配信ウェビナーです。さらに、島津製作所が提供できる各技術課題に対する最新ソリューションのご紹介も行っています。ご聴講頂く皆さまの今後の技術開発に少しでもお役立て頂ければ幸いです。
マルチマテリアル化に求められる異種接合(2021年内に開催予定)
材料に要求される性能はそれぞれの部品に応じてさまざまです。上述のとおり新材料の開発が進むと選択できる材料の種類が増えるため求められる材料特性とコストにあわせて最適な材料が選択できるようになります。このマルチマテリアル化には異種材料同士の接合・接着が必要です。接合・接着は材料ごとに適した手法が異なるため、異種材料同士の接合・接着には新しい接合・接着技術の開発が求められます。また、材料が異なると熱膨張率が異なるので異種材料の境界でひずみが生じてはがれやすい課題も指摘されています。こういった課題を考慮しつつ、異種接合・接着は鉄とアルミ材、金属と樹脂などの材料の組み合わせにあわせた技術開発が進められています。本Webinarの異種接合コースではハイテン材とアルミ材の異種接合の開発最前線の情報をお届けする予定です。
アーカイブ動画配信中!
SHIMADZU 自動車技術セミナーのアーカイブは、こちらからご覧ください。島津製作所会員制サービスにご登録いただければ、過去のウェビナー動画、資料のダウンロードを行っていただけます。本セミナーシーズン1で好評を博した、金沢工業大学大学院工学研究科高信頼ものづくり専攻の影山裕史教授による「自動車と軽量材料―その動向と課題―」の講演を始め、過去の講演動画の視聴ができるほか、講演のレビュー、ご聴講者からのご感想、質問に対する回答集もご覧いただけます。ぜひお役立てください。