TRAPEZIUMX スプリングソフトウェア
ばね専用の特性値算出
- 次のようなばね専用の特性値を算出できます。各々の合否判定も可能です。
No. | 項目 | 種類 | 点数 |
1 | ばね定数 | 1点 | |
2 | 指定試験力における「ばね高さ」 | 行き、戻り、行きと戻りの平均 | 各10点 |
3 | 指定高さにおける「試験力」 | 行き、戻り、行きと戻りの平均 | 各10点 |
4 | 指定試験力における「ばねの変形量(ストローク)」 | 行き、戻り、行きと戻りの平均 | 各10点 |
5 | 指定ストロークにおける「試験力」 | 行き、戻り、行きと戻りの平均 | 各10点 |
6 | 自由高さ | 1点 | |
7 | 最大試験力点 | 1点 | |
8 | 最小試験力点 | 1点 | |
9 | ポイントピッキング | マウスで指定 | 20点 |
10 | 任意計算式 | 20点 |
試験設定
- 一往復の試験を行えます。片方向のみ/往復グラフの表示を選択できます。
- 目標点は、「高さ」「試験力」「ストローク」より選択できます。

試験設定画面
高さ原点検出機能
- 上下圧盤が接触する点を高さの原点として自動検出する機能を装備しています。
学習機能で進化したナビゲーションシステム

- その場の状況に応じて必要な機能だけを表示する「ナビゲーションバー」を搭載しています。
ビジュアルで大きなボタンを押すだけで、 操作に迷うことなく連続試験が効率的に行えます。
データは素早く検索:ワンタッチ条件選択で効率よく連続試験
- 長期間使ううちに増えてくる条件ファイルを、キーワードや日付で検索できます。さらに設定一覧をプレビューできますので、簡単に試験条件を呼び出せます。

先進のフレキシブルタブスタイル:クイック設定で素早く操作
- メイン画面は、メニュー、ツールバーなど一般的なWindowsソフトウェアと同じスタイル迷わず操作できます。
- グラフや結果は、最新のインターネットエクスプローラーでも採用されたタブスタイル。多くの画面をすっきり整理して表示できます。

9つの画面をタブスタイルで整理して表示
- 各タブの大きさや配置は自由に変更できます。
- グラフは最大4種類を同時に表示可能。複数グラフの重ね描きと、試験中の1本のみの表示、2軸の表示など試験の状況を多角的に、みやすく表示します。

- 合否エリアの表示、縦軸、横軸の自由な選択、マウスを使ってのデータ処理結果の変更など様々な機能を装備しています。
- 結果も2種類表示。従来の複数試験片の表示に加えて、現在の結果のみを大きい文字で確認できる「一本表示」が可能です。
- データ処理のパラメータ、印刷順序の変更等は、メイン画面でダイレクトに変更可能です。
- 「クイックパネル」により、速度、寸法、レポート情報などをメイン画面でダイレクトに素早く入力することが可能です。
再計算、順序入れ替え、特定箇所のみ本数追加で柔軟な運用が可能
- 日常の試験において、サンプルの突然の追加、解析条件の変更等様々な状況に柔軟に対応できる機能が満載です。
- 再計算機能(データ解析のやり直し)
- 測定後にデータ処理結果の追加、削除、桁数の調整、レポート印字項目の変更など様々な変更何度でも可能です。
再計算はウィザード形式にて行うことができます。 - グラフ上に表示されているマークを直接マウスで移動させて行う「ポイントピッキング」を用いる方法もあります。
- 弾性率はグラフ上の直線をマウスで移動させて再計算が行えます。

再試験、任意の場所に、試験片挿入、追加、順序入れ替え、ファイル結合機能
- 再試験:バッチ試験結果の一部を再試験して試験前の結果と入れ替えができます。
- 追加試験:バッチ数(ロット数)を追加して全体の試験片本数を増やすことができます。
- 任意の場所に新しい「試験片を挿入」したり、特定のバッチのみ「試験片を追加」したり、試験後に試験片の「順番を変更」するなど、試験の前後に柔軟に設定を変更できます。
- 試験結果の自動保存、ワンタッチで次のバッチ試験
- 試験結果は、任意のフォルダに自動で保存することができます。LAN上のPCにも保存できます。また、任意の名前で保存することも可能です。
- 設定した本数分全て試験終了後、ワンタッチで同じバッチの試験準備が可能です。
フリーレイアウトで表現力豊かなレポート
- レイアウトを自由に変更できるレポートデザイナ。
- PDF,Microsoft Word,Excel,HTML形式でレポートを出力可能。
高度でカスタマイズ可能なセキュリティ機能
- 試験条件を変更するなど全機能が利用できる「管理者ユーザー」、試験を実施するのみで試験条件の変更はできない「一般ユーザー」などがあります。
- 利用できる機能を制限することによって、不用意に条件が書き換えられたり、測定済みの結果を改ざんしたりできないようになり、安全性を高めることができます。
- 「権限グループ設定機能」により、使用できる機能を細かくカスタマイズできます。各ユーザーに、オリジナルの権限グループを割り当てる事で、ユーザーごとに使用できる機能を制限できます。
- 権限グループは最大5つまで設定でき、初期設定(3つ)とあわせて8種類のグループを使い分ける事ができます。

使用できる機能を細かくカスタマイズ
その他の特長
- 操作履歴(イベントログ)機能
どのユーザーが、いつ、どんな操作を行ったかの操作履歴を保存することができます。問題発生時等の原因解析に利用できます。 - たわみ補正機能(圧縮試験)
試験機、治具のたわみを測定し、試験結果を補正します。実物試験片、バネなど変位計が使用しにくい場合に有効です。
使用方法は、圧盤間同士で仮の圧縮試験を行い、得られたサンプリングデータを保存しておきます。 - 予備負荷、予備サイクル機能
「予備試験」機能を装備、試験前にあらかじめ試験片に負荷を与えたり、繰り返し負荷を与える事ができます。 - 長期間の試験結果データを集めて統計的工程管理(SPC/SQC)を行えます。
- 試験終了後、試験結果のPDFファイルを電子メールでパソコンに自動送信することができる電子メール機能。任意のタイミングで手動送信も可能です。
- 試験結果をCSVまたはPDF形式でLAN上のPC、インターネット上のPCに自動送信できるネット送信機能。

使用パソコンシステム

- Windowsのユーザーアカウントの種類
ユーザーアカウントの種類は、「パソコンの管理者」でのみ使用可能 - 試験機との通信用スペック
USBポート×1:AG-Xplus,AG-X,AGS-X または RS232Cポート×1:EZTest - その他
電気ノギスで寸法測定を行われる場合
電気ノギス(ミツトヨ製)、マルチプレクサMUX-10F(ミツトヨ製)、PCにRS232Cポート×1
※外観および仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。