樹脂中PIP(3:1)のスクリーニング分析

樹脂中PIP(3:1)のスクリーニング分析

TSCA PBT規制の対策

米国環境保護庁は2021年に有害物質規制法(TSCA)の第6条(h)項に基づき,難分解性・生物蓄積性・有毒性を有する化学物質(PBT物質)5種を新たに規制対象に指定しました。リン酸化合物である フェノール,イソプロピルリン酸(3:1)(以下PIP(3:1))(CAS登録番号:68937-41-7)も本規制対象の化学物質の一つです。難燃性,可塑性などを付与する目的でプラスチックの添加剤として用いられていますが,米国へ製品を輸出する場合,PIP(3:1)が含有されていないことを確認する必要があります。煩雑な前処理が不要で,機器操作も簡単なエネルギー分散型蛍光X線分析装置EDX-7200は試料中のリン(P)のスクリーニングに有用です

本装置はトータルのリンを検出するものであり,PIP(3:1) のみを分析する装置ではありません。
 リンが検出された場合,PIP(3:1)に由来するかの調査はGC/MSが有用です。

EDXの特長

> 煩雑な前処理無く、非破壊で分析が可能です。
簡便な操作で樹脂に含まれるリンのスクリーニング分析ができます。
真空測定でさらに高精度の分析ができます。

分析例

PIP(3:1)含有PVC樹脂試料の分析例(100秒、大気での測定)

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