TMA-60/60H - 特長
熱機械分析装置
測定に合わせて選べるTMA
TMA-60 全膨張
多様な測定に簡単対応
TMA-60では,1台で引張測定,膨張測定,針入測定の3種類の測定を行うことができます。
試料支持管や検出プローブはワンタッチで着脱可能なので,多様な測定方式に簡単に対応でき,メンテナンス性に優れています。
TMA-60H 示差膨張
低膨張測定が可能
TMA-60Hでは,膨張率がわかっているリファレンスを使った示差膨張測定が可能ですので,より高精度な測定が可能です。
選べる荷重モード
日々の測定作業をより快適に
「テンプレート機能」による自動解析機能
独自の「テンプレート機能」により補正や解析,レポート出力のレイアウト設定を自動で行うことができます。
解析時に使用するだけでなく,測定前に設定しておくと測定終了と同時に自動的に適用し,保存することが可能です。
融着防止機構
ガラスなどを加熱の際,検出棒と試料の融着を防止するための安全機構を有しています。試料の溶融などにより変位が設定された範囲を超えた場合,即座に分析を終了し,試料への荷重を解放します。
幅広い測定に対応
低膨張試料も高精度に測定
高精度・低ドリフトの新型変位センサを採用し,測定精度を飛躍的に向上させました。
低膨張金属であるスーパーインバーの測定も可能です。
広いダイナミックレンジで大きな変化も測定
±5 mmのワイドスパンを可能とし,微小変形から大変形までの高精度測定が可能です。
リチウムイオン電池のセパレータなど,変形の大きなサンプルも測定が可能です。
フィルムの収縮応力の測定が可能
高感度と高い制御能力で、難しいとされている収縮応力の測定が可能です。