LabSolutions™ TA - 特長
熱分析装置用ワークステーション
快適な操作性
スタート画面で装置の稼働状況を一目で確認
装置の状態を瞬時に判断できるようにスタート画面を採用しました。
LabSolutions TA アイコンをクリックすることでスタート画面が起動します。
収集プログラム・再解析プログラムはこのスタート画面から起動することができます。
より使いやすく,よりわかりやすく,操作性が向上しました。
- ・測定は対象装置をボタンひとつで起動
- ・解析・マニュアルもスタート画面からすぐ起動
- ・登録されている装置・情報が一目でわかる
Clear なデザインで操作性を向上
収集プログラム
測定は取集プログラムにて行います。
再解析プログラム
測定後は再解析プログラムで補正や解析を行います。
生産性の向上
- テンプレート方式の自動補正・自動解析機能
- 測定結果のレポートも自動作成

「テンプレート」機能を使用すると,補正や解析を自動で行うことができます。収集プログラムで測定前に設定しておくと,自動解析,レポート作成を行うことができます。

自動補正・自動解析機能(テンプレート機能)
[テンプレート]を使用することによって,測定するデータのレポート形式 を測定前に設定することができます。テンプレートとして用いるファイル内のデータに補正や解析が行われている場合,同じ補正や解析が自動で行われます。この機能を測定データ保存時に行うことができます。再解析プログラムで適用するだけでなく,収集プログラムで測定前に設定しておくと,測定終了と同時に自動的に適用し,保存することが可能です。
解析範囲を必要な部分だけに設定可能
指定されたデータ曲線のうち,指定した範囲だけを表示して,そのほかのデータを画面から削除することができます。
データ信頼性の向上
- データの信頼性を担保するためのオーディットトレイル機能
- 高度なセキュリティ,ユーザー管理機能
- FDA 21 CFR Part 11,PIC/S GMP などのER/ES 規制に対応
LabSolutions TA
データファイルはPC のフォルダに保存して管理します。
ユーザー管理はありません。
TA-60WS の機能を引き継ぎながらもソフトウェアの操作性が向上し使いやすくなりました。
今までと同じ使い方をしたい方,システムの利用が少ない方におすすめです。
LabSolutions DB TA
1台のPCで安全なデータ管理ができるLabSolutions DB TA は,LabSolutions TA に分析データの管理機能を統合し,FDA 21 CFRPart 11 やPIC/S GMP などの規制に対応しました。1台のPCでデータをまとめて管理されるお客様にとって最適な構成で,ネットワーク接続が不要,スタンドアロンに限定してER/ES対応を行いたい方におすすめです。
LabSolutions CS
分析ネットワークに自由にアクセスできるLabSolutions CS は,すべての分析データがサーバーコンピューターのデータベースで管理されるので,ネットワーク上のどのパソコンからでもデータを読み込むことができます。
利用者が多く,LC/GC のデータと一緒にサーバー管理して,ER/ES対応を行いたい方におすすめです。
※熱分析機種が接続されているアクイジョインコントローラPC以外でデータを読み込むためにはライセンスが必要です。
データ管理方法の比較
名称 | LabSolutions TA | LabSolutions DB TA | LabSolutions CS |
---|---|---|---|
データ管理の方法 | 測定したデータファイルをPCのフォルダに保存して管理します。 | 測定したデータファイルをLabSolutionsデータベースに保存して管理します。 | |
データの参照先 | PCのドライブ・フォルダ内のファイルを参照します。 | データベース内のファイルを参照します。 | |
LabSolutions データベース |
使用できません。 | 使用できます。 (データベースはローカルPC上) |
使用できます。 (データベースはサーバー上) |
ユーザー管理 | 使用できません。 | 使用できます。 | |
権限グループ管理 | 使用できません。 | 使用できます。 | |
プロジェクト管理 | 使用できません。 | 使用できます。 | |
スタンドアロン / ネットワーク |
スタンドアロンだけ使用できます。 | スタンドアロンだけ使用できます。 | ネットワークだけ使用できます。 (データベースマネージャーを使用して,閲覧用PCでLabSolutions TAのデータを閲覧することもできます。) |
データのバックアップ | エクスプローラを使用して,ファイルごとに行います。 | データベースごとに行います。 |